高水寺城ガイド

高水寺城ガイド

高水寺と走湯権現 『吾妻鑑』によれば、高水寺は陣が岡近くに位置し、その鎮守社は走湯権現(現:走湯神社)という。当時の高水寺には一丈の観自在菩薩像が安置され、40余坊の寺を構える志波郡内随一の古刹であった。走湯神社の収蔵庫には、平安末期の木造十一面観音立像(県指定文化財)や高水寺の持仏とされる地蔵菩薩半跏像(町指定文化財)が安置されており、平泉藤原氏・樋爪氏の崇敬や保護を受けたと考えられる。高水寺の存在は、志波地方に仏教が早い時期に伝播し、受容・定着した地域であったことを示している。

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移転させられた高水寺.htmlへのリンク

走湯権現とは.htmlへのリンク

藤原清衡が勧請した道祖神.htmlへのリンク

木造十一面観音立像.htmlへのリンク