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N五郎沼の蓮


 昭和 25 年 (1950) 中尊寺の学術調査が行 われた際、金色堂の秀衡の棺に納められていた 泰衡の首桶の中から蓮の種子が見つかり、800 年余の時を経て現代科学の力で甦りました。こ の蓮は、源頼朝が陣ヶ岡に晒した泰衡の首に、 樋爪ゆかりの女性が手向けたという言い伝えが あり、「里帰りした蓮」ともよばれています。